腎疾患に対する食事療法といえば低たんぱく質、高エネルギー食ではあるが、かつてはネフローゼや急性腎炎といった疾患別に設定されていた時期もあった。これらの治療食は次第に姿を消しつつあるが、腎臓病の管理における食事療法は依然として重要な位置を占める。これは高血圧や糖尿病など他の生活習慣病においては血圧や血糖値といったターゲットをコントロールするための良質な薬剤が開発されたのに対して、腎臓病を改善する薬剤がないことも一つの原因である。食事療法基準については単に表の数値だけを見て食事指導の金科玉条とするのではなく、その解説を読むことで食事療法を科学的に取り扱うという大きなテーマがまだまだ端緒にあること、そしてこれを少しでも進めるために、関連する医療従事者が職種を問わず協力して正確な臨床研究を行なう必要があることを読み取っていただければと編者の一人として考えている。
2017年9月11日 (月)開催
CKDの病態と予防のための食事療法
受付終了
講座詳細内容
- 講師名
- 東京医科大学 腎臓内科学分野 教授菅野 義彦先生
- 開催日時
- 2017年9月11日 (月)19:00~20:30
- 講座名
- CKDの病態と予防のための食事療法
- 認定単位
- 1単位
- 場所
- 薬樹株式会社 青山オフィス内
- 開催場所所在地
- 東京都港区赤坂8-5-26住友不動産青山ビル 西館4階
- 参加費
- 1,000円/人
- 申込期限
- 2017年9月8日 (金)まで
※定員になり次第、募集終了となりますのでご了承ください
- 主催
- 薬剤師生涯学習センター
- 備考
- ※認定単位シールは規定時間を受講された方への発行が定められております。 30分以上の遅刻、途中退出の場合はシールを発行できませんので、予めご了承ください。
受付終了