2017年のノーベル生理・医学賞は、体内時計の分野に授与された。早寝早起き朝ごはんのサイエンスには体内時計の仕組みに基づく。体内時計を動かす仕組みは時計遺伝子と呼ばれる遺伝子の働きで起こる。時計遺伝子のリズム性の動きは脳にある視交叉上核のみならず、末梢のすべて臓器で見られる。ヒトの体内時計のリズムは24時間より長いので、24時間に合わせる必要がある。朝の光は脳時計を一時的に前進させ、夜の光は一時的に後退させ24時間に合わせづらくする。したがって、「早寝早起き」が重要となる。朝食は末梢時計を前進させ24時間に合わせやすくし、夜遅い食事は末梢時計を後退させ、夜型化を助長させる。「朝ごはん」というように、でんぷん質で、インスリンを上げる食事がリセットには重要である。朝食の内容・量・時刻のファクターも考える必要がある。また、朝食欠食やバランスの良くない食事による「朝食時差ボケ」についても考える。
2018年7月18日 (水)開催
早寝早起き朝ごはんのサイエンス
受付終了
講座詳細内容
- 講師名
- 早稲田大学 先進理工学部 薬理学教室 教授 柴田 重信先生
- 開催日時
- 2018年7月18日 (水)19:00~20:30
- 講座名
- 早寝早起き朝ごはんのサイエンス
- 認定単位
- 1単位
- 場所
- 薬樹株式会社 青山オフィス内
- 開催場所所在地
- 東京都港区赤坂8-5-26住友不動産青山ビル 西館4階
- 参加費
- 1,000円/人
- 申込期限
- 2018年7月17日 (火)まで
※定員になり次第、募集終了となりますのでご了承ください
- 主催
- 薬剤師生涯学習センター
- 備考
- ※認定単位シールは規定時間を受講された方への発行が定められております。 30分以上の遅刻、途中退出の場合はシールを発行できませんので、予めご了承ください。
受付終了