皆さんは、どんな薬剤師を目指していますか? 選択肢:①素早い投薬が売りの薬剤師、②説明上手な薬剤師、③患者さんに信頼される薬剤師、④正確な調剤が信条の薬剤師。できれば、すべてができるようになりたいですね。2006年にWHOとFIP(国際薬剤師・薬学連合)は、これからの薬剤師像に対するある提言をしています。「薬剤師は、カウンターの奥からから出てきて、薬だけではなくケアを提供することによって、患者に役立つべきである。調剤業務だけでは未来はなく、それらはやがてインターネット・機械・トレーニングをうけたテクニシャンにとって代わられるだろう」と述べられています。医療業界でも自動化やAIの発達によって、薬剤師が担う役割も変わってくると考えられています。現在、日本でもかかりつけ薬剤師や健康サポート薬局などが出てきています。
そこで、本講座では薬局における患者とのコミュニケーション技術を磨きます。それも短時間で患者さんの心に響く説明ができ、患者の信頼を得ることができるようになるのが本講座の目標です。そのためには、薬局で利用できる行動科学について学習しておく必要があります。そして、患者さんからよく聞かれる質問に対する説明力を高めます。普段の薬局でのやり取りをデモンストレーションしながら、身につけて頂ければと思います。この手法を身につけることで、患者さんの性格タイプに合わせた対応やかかりつけ薬剤師になるヒントが生まれることと思います。是非、多くの薬剤師さんの参加を待っています。
【全4回開催】
開催日:7月8日(土)、8月26日(土)、9月16日(土)、10月28日(土)
時間:19時~20時30分
※4回全て参加できることを条件とします
認定単位シール:1回1単位(4回4単位)